校長挨拶

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本校が所在する登米(とよま)は,江戸時代二万一千石の城下町として栄えました。当時を偲ばせる武家屋敷の他,重要文化財の指定を受けた教育資料館等の明治期建造物が,町の中に点在しております。また,三百数十年の長きにわたって秋祭りが伝えられ,その初日には,本校に程近い森舞台で,登米能が演じられます。登米は,歴史と文化の薫り高い町です。

 

歴史と文化の町登米に,本校は大正9年(1920年)に創立されました。当時は,登米町立登米実科高等女学校でしたが,県への移管,共学化,学科の開閉等々の変遷を経て,現在に至っています。一昨年創立百周年を迎え,およそ二万人となる卒業生の方々は,地元登米はもとより,各地各方面で幅広く活躍しておられます。

 

本校は,高い志と協働的な実践力を備え,将来にわたって地域を支え活躍する人材を育成すべく,「誠実」「勤勉」「進取」を校訓に掲げ,次の1~4に挙げた「目指す姿」を生徒と共有しながら,日々教育活動に取り組んでいます。

1 志(夢)を抱き,挑戦し続けようとする

2 志(夢)を実現するための基礎学力を身に付ける

3 コミュニケーション力を備え,多様な人々と協働する

4 社会への帰属意識と貢献意欲を身に付ける

生徒は,授業や部活動,生徒会活動に主体的に全力で取り組み,学びと経験を積んでいきます。

 

今年度は,3学年4学級,2学年3学級,1学年2学級,計9学級の編成です。新しい学習指導要領が実施されますので,1学年は,2・3学年とは少しだけ異なるカリキュラム下で学びます。ただし,生徒の進路目標が多様で多岐にわたる本校の実情を踏まえ,従前同様,1学年では基礎・基本を重視してバランスよく学び,2・3学年と進むにつれ,文系・理系等に分かれ,進路希望や適性,興味・関心等に応じて選択的に深く学ぶカリキュラムを準備しております。小さい学校ですが,生徒は部活動にも熱心に取り組んでおり,また,ボランティア活動等も盛んに行われています。小学校・中学校と連携した活動も多く,地域に根ざし地域に支えられている学校でもあります。

 

 登米高校は,生徒の学力向上と進路目標達成・社会人としての土台づくりを目指し,保護者の皆様・地域の皆様とともに歩んで参ります。御指導の程,宜しくお願い申し上げます。

 

令和4年4月6日

宮城県登米高等学校長  太田 克佳