校長挨拶

 宮城県登米高等学校は、「誠実・勤勉・進取」を校訓とし、高い志と協働的な実践力を備え、将来にわたって地域を支え活躍する人材を育成することをスクールミッションに掲げる学校です。

 

 本校は、大正9年(1920年)に創立され、創立104年目を迎えた学校です。江戸時代には二万一千石の城下町として栄えた、歴史と文化の町、登米(とよま)に校舎を構え、その校舎は武家屋敷や重要文化財の指定を受けた明治期建造物が町並みの一角を形成しています。卒業生は地元登米はもちろん、各地各方面で幅広く活躍しています。本校は、「誠実」「勤勉」「進取」を校訓に掲げ、生徒たちに志を抱き、挑戦し続ける姿勢を育てています。生徒は主体的に学びと経験を積み、部活動やボランティア活動にも熱心に取り組んでいます。

 

 今年度は、1・2・3学年がすべて2学級、計6学級の編成です。加えて、新しい学習指導要領がすべての学年に実施される、完成年度となります。本校の学びのプログラムは多様な生徒の進路目標に対応しており、選択科目等により、個別に最適に学ぶことができます。

 

 教育課程内外の活動を通して、確かな学力と自他を尊重する態度を育み、地域とともに歩み、信頼される学校を目指して邁進してまいります。

 

令和6年4月1日

宮城県登米高等学校長 齋藤 英明