登米高校からのお知らせ
中学生のみなさんへ ~登米高校のキャリア支援(第1回)~
多くの高校で3月1日に卒業式が行われました。登米高でも98名の卒業生が進学,就職などそれぞれの進路に向かって新たなる一歩を踏み出しました。
何回かにわたって中学生のみなさんへ登米高校のキャリア講話をご紹介します。学校選びの参考になれば幸いです。
今年度は公務員に5名が内定しました。合格実績はのべ11名となります。2次試験に合格した実績は次のとおりです。一人で複数の試験に合格した卒業生もいました。
陸上自衛隊(一般層候補生) 2名
陸上自衛隊(自衛官候補生) 2名
国家公務員(税務 東北) 1名
宮城県職員(一般行政) 1名
登米市役所(行政) 5名
合格者の中には課外講習や公務員講習に1年生の時から熱心に参加して実直に取り組んできた生徒や,夏休み中も学校に来て試験対策に熱心に取り組んだ生徒などそれぞれの頑張りが実を結んだ結果となりました。
登米高校では公務員試験の合格に向けて,次のような取組をしています。
・公務員対象講話(外部講師) ※ 進路講話の一つとして実施(2年5月)
・公務員向けガイダンス
・公務員模試(3年生5回,1・2年生3回)
・公務員講習(年9回) ※ 専門学校から講師派遣
・公務員課外講習(3年6月~9月)
このほかにも自衛隊,宮城県職員,税務署などの説明会の開催,みやぎ県北ジョブフェスタやヴォイストレーニングセミナーへの参加,1次試験合格者に対して作文や面接の個別指導を行い,情報収集の支援から実践的な受験対策まで幅広く行っています。
以上,登米高校の取組を紹介しました。中学生のみなさんの中には将来は公務員となって国民や県民,市民のために尽くしたいと考えている人もいることと思います。そのようなみなさんの参考になればと思い紹介しました。登米高校を候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
進路決定状況(3月3日現在)
3月3日現在の進路決定状況についてお知らせします。(なお,学校名,企業名については省略した名称で記載しております。)
〇 進学
大学 33名(新潟,石巻専修12,東北学院6,尚絅学院2,東北文化学園2,宮城学院女子2,仙台,
東北工業,京都芸術2,埼玉学園,千葉商科,日本,横浜商科)
短期大学 11名(仙台青葉学院4,仙台赤門3,聖和学園2,宮城誠真2)
大学校 4名(東北職業能力開発4)
看護専門 1名(水沢学苑看護)
専門学校等 22名(東京法律公務員仙台校4,仙台医健・スポーツ2,仙台医療秘書福祉2,
仙台ビューティーアート2,仙台総合ビジネス公務員,仙台保健医療 ほか)
〇 民間就職(事業所の所在地による区分)
管内 14名(伊豆沼農産,登米精巧2,登米村田製作所,迫川沿岸土地改良区,
牧野精工宮城工場2,みやぎ東和開発公社2,みやぎ登米農協2 ほか)
県内(管内以外) 5名(アイリスオーヤマ,石巻デンタルクリニック,伊藤ハムデイリー,日建工業,
ハイレックス宮城)
県外 1名(ファイズホールディングス)
〇 公務員
宮城県職員 1名
登米市職員 4名
○ 自営 1名
今年度は公務員として5名が就職します。難関をよく突破しました。4月からそれぞれ県職員や市職員として職務に励むこととなります。活躍を祈ります。民間就職は20名が内定を頂きました。地元事業所にお世話になる卒業生が多くおります。それぞれの場でさらに成長し,産業を支える人材となることを期待します。
登米高通信『令和4年2月号』を発行しました
詳細はこちらをご覧ください。
第3回「進路を考える日」を開催しました
2月4日(金)に今年度第3回の「進路を考える日」を行いました。
第3回では進路指導部講話や志望理由の作成,ヴォイストレーニングセミナー,「先輩に聞く」を行いました。
進路指導部講話は進路指導部の教員が「大学短大」,「専門学校」,「看護医療」,「民間就職」,「公務員」の各分野に分かれて話しました。1年生は2分野を20分ずつ聴き,2年生は進学のみの実施でした。2年生の就職,公務員希望者はヴォイストレーニングセミナーを受講しました。
登米高校では総合型選抜(AO入試)や学校推薦型選抜(推薦入試)により進学をする生徒が多い状況です。それらの受験に際して「志望理由書」の作成が必要になることから,2年生は志望理由の作成について時間を取りました。(志望理由書を提出しない学校であっても,面接で「志望理由」を問われることは多く,志望理由書の作成を通して客観的に自身の状況を把握することも可能です。)早ければ半年後には受験の真っ只中にいます。準備が遅くならないよう今のうちから進めていくことが大切です。
「先輩に聞く」は3年生の進路決定者8名が講師として登壇し,進路達成に際して大切にしたことや各自の取組など後輩へのメッセージを述べていました。聴いていた1・2年生も身近な先輩方の話が印象に残ったようです。
登米高校では年3回の「進路を考える日」を中心にキャリア学習を進めています。「自分のキャリアは自分で築く」――よりよいキャリア形成のためには,幅広い情報収集や相談を重ねて自己決定できることが大切であると言われています。
年3回の進路行事によって,一人ひとりが自分のキャリアについて考えを深めたり視野を広げたりするきっかけになればと思います。
ヴォイストレーニングセミナーを開催しました
2月4日の進路を考える日に、宮城県東部地方振興事務所登米地域事務所主催のヴォイストレーニングセミナーが開講されました。
2年生の就職希望の生徒を対象とし、ヴォイス&トーク代表の赤間裕子様を講師に、話し方の基本を学びました。まだまだぎこちないところもありましたが、就職に向けて意識を高めていくきっかけになったものと思います。
講師の赤間様、企画、運営いただいた登米地域事務所の皆様、ありがとうございました。