お知らせ

登米高校からのお知らせ

文化講演会

4/15(金)(開校記念日)に文化講演会(同窓会・PTA共同事業)が行われました。本校は,昨年,2年越しの100周年記念式典を終え,今年で創立102年を迎えます。感染症対策により規模を縮小しての行事が続く日々でしたが,今回の文化講演会は,全校生徒が体育館に集まり行うことができました。「音楽を通じた芸術と技術の融合~ARTWAREの世界~」と題し,湯川純郎氏から,工学と音楽の結びつきの講話をいただき,渡邊多佳子氏(ヴァイオリニスト),穐山ふみ氏(ピアニスト)からは,演奏をしていただきました。ヴァイオリンとピアノの生演奏に,生徒・教職員共々とても感動している様子が見られました。生徒とのコラボレーション演奏も行われ,会場が大いに盛り上がりました。最後には会場中がスタンディングオーベーションに!!会場に居た人たちの心が一つになる素敵な時間となりました。

対面式

4/11(月)に対面式を行いました。ここ2年間はコロナ禍による影響で開催できずにいたので,実に3年ぶりです。新入生を迎える2,3年生も初めての体験でしたが,互いによい緊張感に包まれました。生徒会長からは新入生を温かく迎えるメッセージが送られ,新入生もそれに立派に応えました。久しぶりに式で演奏を披露した吹奏楽部からは,充実感が漂いました。

入学式

4/8(金)に入学式を行いました。今年度の登米高校は,57名の新入生を迎えました。感染症対策により,昨年に引き続き限定された内容とはなりましたが,厳粛な雰囲気の中,新入生の凜とした姿が印象的でした。まっすぐな目で式辞を聞く姿は,今後の大いなる飛躍を感じさせました。

中学生のみなさんへ ~登米高校のキャリア支援(第6回)~

 第6回はものづくりや建築など地域の産業を支える人材育成についてです。

 みなさんは「職業能力開発大学校」という名称を聞いたことがありますか?全国各地に設置されており,「ものづくりのプロとなるための専門知識と技能・技術の教育訓練」を行っている学校です。専門知識の学習に加えて実習や実技が充実しており,実社会に出た際の即戦力として期待される人材を育てています。産業界からの期待はとても高く,高い就職率を誇っています。

 東北地区では登米市の隣である宮城県栗原市の築館に「東北職業能力開発大学校」が設置されており,専門課程(2年)4学科と応用課程(2年)4学科があります。登米高校からも毎年進学しています。駐車場もあるため登米市内から車で通っている卒業生もいるそうです。なお,秋田と青森に附属の職業能力開発短期大学校が設置されています。

「職業能力を身につける」ということは,将来はものづくり(製造業)や建設業などで活躍していくこととなります。それらの業界,仕事や関連する資格についてよく調べることが重要です。

 大学などとは少し異なる部分もあるので,学校をよく知ることが不可欠です。オープンキャンパスや学校説明会などではとても丁寧に,わかりやすく説明いただけるので,高校生になったらぜひ参加しましょう。登米高校付近で開催される進学相談会で説明いただいたこともありました。

入試については他の学校と同様で,よく内容を理解して準備を進めていくことで合格につながります。今年度は一般推薦,自己推薦などで受験し,努力を重ねて合格をつかみました。登米高校では面接練習や書類作成などで担任の先生を中心に準備の支援をしました。

 

ところで,「大学」ではなく「大学校」という名前が少しわかりにくいかもしれません「職業能力開発大学校」は「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が運営しており,東京に「職業能力開発総合大学校」が置かれ,全国各地に9校の「職業能力開発大学校」と15校の「職業能力開発短期大学校」が設置されています。

 

なお,宮城県では県立の高等技術専門校を設置しており,仙台,白石,大崎,石巻,気仙沼の5校があります。